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株式について
株式市場のしくみ
株式を取り引きするところが株式市場です。株式市場は、その機能から大きく「発行市場」と「流通市場」とに分けられます。発行市場は、企業が資金調達のために株式を発行して投資家を募る市場です。市場を構成するのは株式を発行する企業とそれを引き受ける証券会社、そして株式を購入する投資家の3者です。
一方、既に発行されている株式を投資家の間で売買するのが流通市場です。市場を構成しているのは証券取引所、証券会社、そして投資家です。企業が上場して株式を公開したり、増資をするのが発行市場。そして、日々の取り引きで株価が変動するのが流通市場です。 流通市場の代表的な存在が証券取引所です。現在、日本には東京、大阪、名古屋、札幌、福岡に5つの証券取引所があります。かつて証券取引所は証券会社を会員とする法人組織でしたが、現在では東京、大阪、名古屋の証券取引所はそれぞれ株式会社となっています。 上場企業の資産総額や売買高などの規模では、東京証券取引所がずば抜けた存在です。株価の重要な指数である「日経平均」や「東証株価指数」(TOPIX)も東京証券取引所での売買に基づいて算出されています。 
東証、大証、名証には、それぞれ「一部」と「二部」の市場があります。株式を上場するためには発行済み株式数、株主数、株主資本、利益などについて一定の基準を満たす必要がありますが、一部は二部に比べてより基準が厳しくなっています。だからといって、決して一部上場企業が二部上場企業より優れているというわけではありません。しかし、一般に二部上場企業は発行済み株式数が少ないためにいったん材料が出ると株価の値動きが激しくなり、反対に材料に乏しいときは売買が成立しづらいというリスクも考えておく必要があります。
