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債券について

債券の特長とリスク

債券は公社債とも呼ばれます。発行体(お金の借り主)が国や地方公共団体であれば「公共債」、企業であれば「社債」になります。両者をあわせて「公社債」というわけです。発行体は、あらかじめ定めた期日(償還期日)に元本を返却することと、その間に一定の利息を支払うことを約束します。

このように、債券の最大の特徴は貸したお金が返ってくること、すなわち償還される点にあります。もうひとつの特徴は、必ず利息が付くことです。金利が満期まで変わらない固定金利の場合は、満期まで所有し続けると「確定利回り」が得られます。また、債券は市場で取り引きされているので、売却を望めば満期になる前でもそのときの市場価格で売却することもできます

ここで、債券の種類を見てみましょう。

発行体による違い

公共債のなかでも国が発行するものが「国債」です。償還期間が1年未満の短期国債から20年の超長期国債まで、さまざまな種類があります。地方公共団体が発行するものは「地方債」と呼ばれます。ほかに公団や公庫が発行する「政府関係機関債」があります。 民間企業が発行する債券は「民間債」と呼ばれ、このうち事業資金の調達のために発行されるものが「社債」(事業債)です。特定の金融機関が発行する「金融債」も民間債の一種です。外国の政府や政府関係機関、民間企業が発行する債券はまとめて「外国債」と呼ばれます。

利払い方式による違い

「利付債」と「割引債」があります。定期的に利払いがあるのが利付債です。これに対し、あらかじめ利息相当分を差し引いた価格で発行し、満期時に額面金額で償還されるのが割引債です。

通貨による分類

これは外国債を購入するときの分類です。「円貨建て」「外貨建て」「二重通貨建て(デュアル・カレンシー)」の3タイプがあります。

新発債と既発債

新規に発行される債券を「新発債」、既に発行されて市場に流通しているものを「既発債」と呼びます。

次に、債券のリスクについて考えてみましょう。一般に、債券のリスクは投資商品のなかでは低い方に位置づけられます。ただし、債券を購入するということはお金を貸すことですから、発行体が何らかの事情により支払い不能になる可能性がないわけではありません。これを「信用リスク」といいます。 また、途中で売却するときには、その時点の市場価格で取引されます。株と同じように上がることもあれば下がることもあります。これを「価格変動リスク」といいます。また、買い手が付かなければ、思うように売却できないこともあります。これを「流動性リスク」といいます。 外国債の場合には、為替の動向による「為替変動リスク」も考えておく必要があります。

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